夜中にいびきがうるさくて眠れないという経験はありませんか?いびきは、健康だけでなく人間関係にも深刻な影響を及ぼす重要な問題です。このブログでは、いびきが引き起こすさまざまな問題に焦点を当て、私自身が偶然に発見した、驚くべきいびき解消法(ただし、取扱注意!!)について詳しく解説していきます。
睡眠の質と健康への影響
そもそも人がなぜ眠るのかはいまだなぞのままですが、どうやら睡眠にも種類や段階があることや睡眠物質があることは最近の研究で分かってきているようです。
レム睡眠なんて聞いたことありますよね。
恐ろしいことにラットに睡眠をとらせないと3週間以内に…
![](https://zettaikenkou.com/wp-content/uploads/2024/01/obousan_nenbutsu.png)
睡眠がどれだけ重要かは容易に想像がつきますよね。
もっとも、ただ眠ればいいというわけではなく、質が重要だというのです。
■参考 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト:睡眠と生活習慣病との深い関係
質の悪い睡眠は思わぬ原因にもなりかねません。
![](https://zettaikenkou.com/wp-content/uploads/2024/01/DB88_kuisugi15135631_TP_V-1024x682.jpg)
ひょっとして睡眠を改善すればダイエットになるかも…。
ところで、いびきはせまくなった気道を空気が通ることによって起こります。
私たちは自律神経のおかげで無意識のうちに呼吸をすることができるので、眠っているときにも酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素をはき出すことができています。そのガス交換がスムーズに行われることで疲労回復や記憶の整理などの睡眠の効果も得られるわけです。
ところが、気道がせまくなりすぎるとガス交換がしにくい状態となってしまいます(いわゆる低呼吸)。
いびきはまさに良質な睡眠がさまたげられていることを知らせるサインともいえそうですね。
そして、いびきはかいている本人だけの問題ではありません。
健康的な人間関係を築くために
パートナーが朝から不機嫌という経験はありませんか?
いびきが原因で離婚ということもめずらしい話ではないようですから気を付けたいものですね。
![](https://zettaikenkou.com/wp-content/uploads/2024/01/TAKEBE160224230I9A0524_TP_V-1024x682.jpg)
いびきは本人に自意識がない場合がほとんどなので始末に負えないのです。
本人には迷惑をかけているつもりはまったくないわけですからね。
それなのに悪者あつかいされるのですからモヤモヤするのです。
でも、毎日のように睡眠を妨げられている方とすれば大問題なわけです。
大切な睡眠時間をうばわれたあげくに他人事のよう思われてしまうのですから。
いびきはパートナーや家族との人間関係にも悪影響を与える深刻な問題なのです。
驚くべきいびき解消法の発見?
きっかけは偶然
いびきを解消するためにさまざまな方法が紹介されています。
私もいろいろと試しましたが、これまであまり効果はありませんでした。
ところが…
デスクでうたた寝をしたまま朝をむかえてしまうことが多くなり…。
どうしたものか…と思っていたのですが、
なぜかそんな日はきまって体調が良く、頭痛もなければのどの不調もないのです。
ベッドで寝ていたときは寝起きのうがいで血液まじりのたんが出ることもたびたびでした。
検証
これはもしや…
![](https://zettaikenkou.com/wp-content/uploads/2024/01/hirameki_man.png)
ということで、さすがに冬は風邪を引かないように寝袋を一つ購入し下半身はその寝袋に…
上半身には着なれたはんてんをまとい…
朝までデスク(オフィスチェア)で寝るという生活を1年間続けてみました。
ちなみに購入したのと同じ寝袋はこれ…(小さくまとまるので便利です。)
椅子(オフィスチェア)はこれを使っていました。
椅子で寝る上では次のことに気を付けました。
1.高さを調節できるものを選ぶ。
2.背もたれが大きく頭までカバーできるものを選ぶ。
3.椅子の高さを一番下に調節して足をのばせるようにする。
4.足元に台を置いておく。
5.腰に低反発のまくらを置く。
6.寝るときはうつぶせにならないようにする。
その結果は…
驚くべきことにいびき問題はすべて解消といって良いと思います。
事実上寝る部屋を分けることになったためパートナーに迷惑をかけることがなくなり家庭は円満!
寝起きのうがいで血液まじりのたんが出ることもなくなりました。
デメリット
他方でデメリットがあるのも事実です。
椅子に寝るわけですから、あまり自由に寝返りがうてないのです…。
結果的に睡眠時間が短くなる傾向がありますので、良質な睡眠という観点からも問題が…。
やり方を間違えるとエコノミークラス症候群の危険も…。
結論
ただ、長年悩まされてきたいびき問題は解消され、家族に平和がもたらされました。
要するに、気道をふさがないように寝ることができれば良いのです。
私の場合は自宅にあるオフィスチェアを使いましたが、
リクライニングベッドや寝椅子を使う方法は有効かもしれません。
※いびきが深刻な状況にあるという自覚がある人は、いびき外来を受診するのをおすすめいたします!
まとめ
この記事では以下の内容を説明しました…。
いびきは軽い問題と見られがちですが、実は生命や人間関係に影響する大きな問題だと考えています。
一人でも多くの人に健やかな毎日が訪れますように…
- 睡眠の質と健康への影響
- 健康的な人間関係を築くために
- 驚くべきいびき解消法の発見?
コメント