「なぜか分からないけれど、不安で眠れない」 「明日のことが心配で、動悸がして朝まで起きてしまう」
あなたも、そんな夜を過ごしたことはありませんか? 私は長年、この「えたいの知れない不安」に悩まされ続けてきました。
「自分はメンタルが弱い人間なんだ」 「性格だから仕方がない」
そう諦めていたのですが、ある時、偶然手にした本をきっかけに、衝撃の事実にたどり着きました。 私の睡眠を邪魔していた「不安」の正体。 それは心の問題ではなく、単なる「物理的な臓器の不調」だったのです。
今回は、私が「ある薬」ひとつで、長年の不眠と不安から脱出した記録を共有します。
序章:私は「おなか」が弱かった
本題に入る前に、私の体質についてお話しします。 私は幼い頃から「緊張しい」で、すぐに腹痛を起こすタイプでした。大人になってからも「慢性的な下痢」は持病のようなもので、「これは体質だから治らない」と放置していました。
- プレゼン前にお腹が痛くなる
- 不安になるとトイレに駆け込む
これは「脳(ストレス)」が「腸」に命令を出しているからだ、というのが通説です(脳腸相関)。 しかし、最新の研究では、この矢印が「逆」である可能性が指摘されています。
つまり、「腸が悪いから、脳が不安を感じる」という逆転現象です。
「第二の脳」からのSOS
アメリカの医師で、腸と脳の関係を研究するエメラン・メイヤー博士によれば、腸は「第二の脳」と呼ばれています。
驚くべきことに、人間の精神を安定させる「幸福ホルモン(セロトニン)」の約95%は、脳ではなく「腸」で作られているのです。
ここに一つの仮説が立ちました。
- 安心感を生む「セロトニン」は腸で作られる。
- 私の腸は、慢性的な下痢で「工場停止」状態にある。
- つまり、セロトニンが枯渇しているから、脳が物理的に「安心」できなくなっているのでは?
私が感じていた「性格的な不安」は、単なる「セロトニンの原料不足」だったのではないか。 そう考えると、すべてのつじつまが合いました。
▼この理論の裏付けとなった本がこちら
腸と脳 体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか [ エムラン・メイヤー ]
実験:性格ではなく「腸」を治してみた
仮説を検証するため、私は妻に勧められた「整腸薬(指定医薬部外品)」を試してみることにしました。 抗うつ剤や睡眠薬のような強い薬ではなく、ドラッグストアで売っているごく普通の「おなかの薬」です。
私が選ぶ基準にしたのは、「長く愛されている定番かどうか」だけです。 奇抜な成分はいりません。まずは荒れ果てた腸という工場を、正常稼働させることだけを考えました。
▼私が実際に導入した「腸のメンテナンス剤」
私の場合、誰もが知っているド定番のこちらを使いました。 ヒト由来の乳酸菌で、定着率が良いのが特徴です。余計な味がしないのも気に入っています。
また、もし当時、「胃もたれ」も併発していたら、私は迷わずこちらを選んでいたはずです。 ビール酵母や消化酵素が含まれており、弱った胃腸を底上げするには成分的に理にかなっているからです(今回は不要でしたが、候補に残っていました。)。
※もし、「もっと効率的に菌を届けたい」「特定の悩み(ビフィズス菌など)に特化したい」という場合は、少し投資して「腸活サプリ」を選ぶのも「あり」な選択です。
検証結果:霧が晴れるように…
正直、「こんなもので不眠が治るわけがない」と思っていました。 しかし、飲み始めて数週間後、異変が起きました。
まず、長年の悩みだった下痢が止まりました。 そして、それと同時に……
「あれ? そういえば最近、夜怖くないな」
気づけば、毎晩あんなに私を苦しめていた「えたいの知れない不安」が、霧が晴れるように消えていたのです。 布団に入っても悪い想像が膨らまない。自然とまぶたが重くなり、朝までぐっすり眠れる。
(もちろん、いびきの問題は別にありますが……それはまた別の記事で戦っています。)
性格が変わったわけでも、仕事のストレスが減ったわけでもありません。 ただ、「腸内環境」が整っただけです。 それだけで、私の脳は「安心」を取り戻したのです。
結論:メンタルのせいにするのはやめよう
もし今、あなたが「理由のない不安」で眠れずにいるなら、自分の胸に手を当てる前に、お腹に手を当ててみてください。
- 便秘や下痢を繰り返していませんか?
- お腹が張っていませんか?
- おならが臭くなりませんか?
もし心当たりがあるなら、あなたの不眠の原因は「心」ではなく「腸」にある可能性が高いです。
自分を責める必要はありません。 あなたの性格がネガティブなのではなく、単に腸内の「セロトニン工場」がストライキを起こしているだけかもしれません。
まずは千円〜二千円程度で買える「整腸薬」や「サプリ」から試してみてください。 お腹の調子が整ったとき、驚くほどストンと眠れる夜が待っているかもしれません。


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